RIA開発
RIAのメリット・デメリット
RIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)をつかった場合、どんなメリットがあるのでしょうか。
大きく次の3つを挙げられると思います。
リッチなユーザーインターフェースの実現
RIAの最大の特徴は、ユーザーインターフェースの大幅な改善が挙げられます。
ディスクトップアプケーションと同等なユーザーインターフェース
- 入力フィールドごとに日本語入力モードへの切り替えや、エンターキーによる入力フィールドに移動などHTMLでは実現が難しい細かな入力コントロールが可能。
- HTMLのように画面をリフレッシュすることなく、バックエンドでサーバーとデータの送受信が可能。
- ディスクトップアプリケーションと同様なUIコンポーネントが整備されている。
2D/3D図形やマルチメディアの活用
- 高機能なグラフィック機能をもち、複雑な図形の描画やチャートをデータに合わせて動的に生成可能。
- 3Dグラフィック機能やFlashのようなアニメーション、エフェクト効果など動きのある描画が可能。
- 動画や音声などマルチディアの活用が可能。
- 動画、音声を再生するだけでなく、遠隔にあるPC同士が動画、音声データをリアルタイムに送受信することができ、テレビ電話やテレビ会議システムの構築も可能。
ユーザーエクスペリエンス (User Experience)の実現
- ユーザーの操作が即座にレスポンスされ、表示される画面の情報が操作に応じて随時変化するようなインタラクティブな操作性を実現。
- ユーザビリティを超えたユーザにとって直観的でわかりやすい操作性の実現。
- 単なる操作性の追求ではなく、使ってみて「楽しさ」や「うれしさ」を感じる体験ができるようなデザインの実現。
クライアント環境の管理のしやすさ
HTMLを利用したブラウザベースのWebアプリケーションと同様に、インターネット環境に接続できるほとんどのクライアントPC上で動作させることができます。
プログラムもサーバーサイドでの一元管理が可能で、クライアントPCへの導入コストがほとんどありません。
- クライアントで動作するソフトウェアはサーバから配信され、常に最新のソフトウェアを利用可能。サーバーで、クライアントソフトウェアの一括管理を実現。
- クライアントPC環境のインストールが簡単。
ブラウザプラグインやランタイムエンジンをクライアントPCにインストールする必要があるが、ほとんどのケースではインターネットから数クリックでインストールが可能。 - Windows、Mac、Linuxなどマルチプラットフォームに対応した製品が多い。
- クライアントソフトウェアはRIAランタイム上で動作するため、Internet Explorer、Mozilla、Opera、Safari、Netscapeなどのブラウザの動作差異を考慮する必要がない。
ネットワーク・サーバーの負荷分散
クライアント/サーバーと同等の負荷分散が可能となります。
- CPUやグラフィックなど高速化が進むクライアントPCのリソースの有効活用が図れる。
- サーバーとクライアントとの負荷分散が図れる。ユーザーインターフェース部分はすべてクライアント側で処理されるため、サーバーはバックエンド処理に集中できる。
- ネットワーク負荷の削減。
クライアントPC上で、サーバーからのデータを保持し、データ集計やグラフ表示などが可能となり、データの通信量を軽減できる。
RIAのデメリット
もちろんデメリットもあります。主なデメリットを挙げておきます。
- 開発プログラムが、サーバーサイドとクライアントサイドの両方に分かれるため、プロジェクトにおいて双方の知識、開発スキルが必要。
- クライアント側の技術が比較的新しいため、対応できる技術者やスペシャリストがまだまだ少ない。
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