RIA開発


主なRIA技術

RIAを実現するためのクライアント環境で使用される技術の一例です。
このうち、弊社では、FlexおよびAIRにフォーカスしたRIAアプリケーションの構築提案を行っております。

技術(提供元) 特徴 動作環境
Ajax ブラウザ内でJavaScriptを利用して非同期通信を行い、通信結果を画面をリフレッシュせずに、ダイナミックHTMLで動的にページの一部を書き換える技術。その代表として有名なのがGoogleマップがある。
完全にブラウザ内で動作するため、ブラウザ以外に特別なソフトウェアが一切必要ない。ただし、実現できること(たとえば印刷やグラフなど)で他のRIA技術に比べ制限が発生する場合がある。
OSに非依存
JavaScriptが動作可能なブラウザであれば実行可能。
※ただし、ブラウザ間の実装の相違を考慮する必要がある。
Flash
(アドビシステムズ)
アドビシステムが提供するアニメーションや動画、サウンドを駆使したリッチコンテンツを作成するためのソフトウェア開発ツールを指す。また、このツールで制作されたコンテンツそのもの(swfファイル)を指すこともある。
HTMLサイトに動画やアニメーションを実現するオブジェクトとして、幅広くWebサイトで利用されている。
ブラウザにAdobe Flash Playerプラグインを組み込むことで、ブラウザ上でFlash(swfファイル)を実行可能となる。
使用されるプログラム言語は、ActionScript(最新はActionScript3.0だが、Flashではそれ以前のバージョン1.0/2.0が使われることが多い) を利用する。ただし、タイムラインを利用したアニメーションに特化しており、Flashだけである程度の規模のビジネスアプリケーションを作成するには、ビジネス用コンポーネント等の開発手法を検討する必要がある。
対象OS:
Windows、Mac、Linux
対象ブラウザ:
Internet Explorer 6/7、
Mozilla、Firefox、Safari、
Netscape、Opera
Flex
(アドビシステムズ)
アドビシステムズが提供するRIA開発フレームワーク。
特にビジネスアプリケーション向けのシステムを構築するために、ユーザーインターフェース用のコンポーネントやチャートコンポーネントが装備されている。画面デザインをプログラムから分離し、MXMLとCSSとで記述する。プログラムはFlashで利用されているActionScript1.0/2.0をオブジェクト指向に拡張したActionScript3.0を使用する。Flex Buliderを利用することで、画面デザインをVisual BasicのようにGUI操作でデザインすることが可能。
また、今後PhotoshopやFireworks、Illustratorからデザインの取り込み連携などの機能が予定されており、よりリッチなデザインをもつシステムを構築できる環境が整備される予定。
動作環境は、Flashと同じAdobe Flash Player上で動作する。
対象OS:
Windows、Mac、Linux
対象ブラウザ:
Internet Explorer 6/7、
Mozilla、Firefox、Safari、
Netscape、Opera
AIR
(アドビシステムズ)
アドビシステムズが提供するディスクトップRIAのランタイム環境。
AIRは、ブラウザプラグインとしてではなく、AIRランタイムエンジンとしてOSにインストールされる。このためブラウザ上ではなく、ディスクトップアプリケーションとして動作する。時計、カレンダーのようなウィジェットも開発可能。
Flexで利用できる技術の他、ドラッグ&ドロップ、ローカルファイルへのアクセス、ローカルSQLiteデータベースの利用、HTMLブラウザ機能などの機能が追加されている。
開発環境は、FlexBuilderを利用することで、Flexと同様にGUI操作で画面デザインが可能。
動作環境として、AIRランタイムのインストールが必要。
対象OS:
Windows、Mac、Linux
ブラウザは不要
(ブラウザ、SQLiteデータベースはランタイム内に内臓)
Curl
(カール)
MITで開発されたRIAプログラミング言語。
クライアントPC上に事前にCurlRTE(Curl専用ランタイム)をインストールする必要がある。
Curlアプリケーションは、Webサーバー上に置かれたソースファイルをダウンロードし、クライアントPC上のCurlRTEがリアルタイムコンパイルを行いブラウザ上で実行される。ブラウザなしの動作も可能。
業務アプリケーション開発に有効な豊富なUIを提供している。
Curlには高度なGUIシステムとオーディオ、2D、3Dグラフィックのサポートなど様々なAPIが実装されている。
開発環境としてCurlIDEが用意されており、GUI操作で画面デザイン可能。
Curlアプリケーションを利用するためには、Curlでプロイメント・ライセンスが必要となる。
対象OS:
Windows、Mac、Linux
対象ブラウザ:
Internet Explorer 6/7、
Mozilla、Firefox、Safari、
Netscape、Opera、他
Sliverlight
(マイクロソフト)
マイクロソフトが提供するRIA技術。
Sliverlightは、Microsoft .NET Framework3.0 の一部として提供されている WPF (Windows Presentation Foundation) をクロスプラットフォームで動作できるようにしたブラウザ用プラグイン。
WPFはWindowsネイティブアプリケーションのみ対応のためのため、高速高機能な描画機能を有している。
Sliverlight2(2008年秋)から日本語に対応予定。
対象OS:
Windows、Mac 対象ブラウザ:
Internet Explorer 6/7、
Mozilla、Firefox、Safari
JavaFX
(SunMicrosystems)
JavaによるRIAとして、2008年秋以降にリリース予定されている技術
JavaFXは、ブラウザ上で動作するものではなく、RIAディスクトップアプリケーションを開発するためのもの。
JavaFXScriptというスクリプト言語で画面設計をおこない、JavaVM上で動作する。JavaFXは、JavaのSwingを呼び出して動作する。
JavaFXからJavaのAPIの呼び出しが可能で、画面部分はJavaFXで記述し、処理はJavaで記述といった開発スタイルとなると考えられる。
対象OS:
Windows、Mac、Linux、他Javaが動作する環境
Nexaweb
(Nexaweb)
JavaとXMLという標準技術でRIAを実現。
Javaアプレットが動作するクライアント環境(JavaVMがインストールされた環境)で動作するが、標準搭載のAWTやSwingなどのGUIコンポーネットを使用せず、独自のUIコンポーネントで軽量高速化を図っている。
ブラウザ上で動作するNexaweb Client版の他、Desktop Client版というオン/オフライン切り替え稼働が可能なJava Applicationベースの環境もある。
開発環境はNexaweb Studio(Eclipseベース)を利用する。
対象OS:
Windows、Mac、Linux、他Javaが動作する環境

ブラウザとディストップで動作するRIAのまとめ

技術/メーカー
ブラウザ
ディスクトップ
Ajax
×
アドビシステムズ
Flash、Flex
AIR
マイクロソフト
Sliverlight
WPF (Windowsのみ)
Java
Nexaweb
Nexaweb、JavaFX
Curl

 

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