Q.5
部署が抱えている課題はありますか?
高橋:
先ほどの目標とも少し被ることもありますが、今プロダクト本部が抱えている課題があれば教えていただければと思います。
小池:
今幸いなことに官公庁はじめ多くの会社に高い評価をいただいていますが、連携開発やUIカスタマイズがあるがゆえに、各案件に多くの人的リソースを必要とします。
なにも製品をカスタマイズせずに売れるんだったら人的リソースもそんなにかからないですけど、プロジェクトが増えて、大きくなればなるほど人がいっぱい必要になってくるのが一番の課題ですね。
分散して注文が来ればいいですけど、同時にきたりすると人的リソースが足りなくなります。
高橋:
もう少しプロダクト本部に人が入ってくれればいいな、というのが本音でしょうか?
小池:
当然全体的に厚くしていきたいのはありますが、採用やスキル向上には時間もコストも非常にかかります。本当は商品をカスタマイズせずに売れるような形であれば会社としては理想なんですけどね。
星野:
自分はすごくその通りだなと思いながら… 。薄井さんもレディメイド(作り置き)のプロダクトを売る方を強化していきたいとおっしゃっていて、まさに見てる方向は一緒なのかなという感じです。
小池:
カスタマイズを絞っても人が足りなくなるので、連携部分は他社にお任せできれば本当はいいんです。でも、弊社のシステムはAI等高度なことが多いので、今は弊社でカスタマイズ開発もしています。
少ないリソースでより多くの利益を作るためには、より良い製品の開発とサービスが必要です。カスタマイズや受託開発だと、100の売り上げに対して工数や費用が60〜70は絶対かかります。でも商品化したら利益を100倍1000倍にできます。
かつ、クラウドサービスは、サブスクリプションモデルなので継続的にお金が入ってくる。継続的に使ってもらって、ライフタイムバリューを最大限に上げていくことができます。
だからより良い商品をつくり、サービス化していった方が企業の収益も安定するし、売り上げが蓄積されていくので、社員も株主もハッピーになれると考えます。
Q.6
仕事で最もやりがいを感じる瞬間はなんですか?
高橋:
ここから先は小池さんご自身に焦点を当てる質問に変わります。お仕事される中で最もやりがいを感じる瞬間があれば教えていただきたいです。
小池:
多くのお客様にサービスを高く評価していただいて、喜んでもらえるのが一番いいです。また、社員がどんどん成長していくのを見ていると非常にやりがいを感じます。
去年までできなかった子が出来るようになったりするとか、あるいはこんな提案をしてくれるようになったとか、そういう瞬間に喜びを感じますね。
そして会社も大きくなって社員もどんどん成長して、かつ社員が幸せになっていくのを感じるときは自分自身も幸せになります。
高橋:
社員の成長を見られるのも嬉しいんですね!
小池:
もちろんそうですね。高橋さんの成長を見れて薄井さんも喜んでいると思うよ。
高橋:
そういう風に思っていただけてるとすごい嬉しいですね。